STEP2 投資計画、資金計画不動産は株式やその他の有価証券、預貯金などの金融商品と異なる特有のリスクを抱えています。またリスクがあるがゆえに、それなりのリターンを見込むことが可能なのです。不動産投資のリスクを踏まえたうえで、不動産投資におけるチェックポイントを解説いたします。現在の資産状況から自分に見合った不動産投資イメージを持つ不動産は他の金融商品と異なり、流動性(換金性)が低いため、必然的に中長期での家賃収入に着目した投資となります。したがって投資したお金(元本)は長期にわたって取り崩せない、いわば眠ったお金になるということを念頭に置く必要があります。そのお金を眠らせる見返りとして定期的に家賃収入を得るのです。 したがって預貯金をはじめとする自分の金融資産の中から「いざという時のために必要となるであろう資金」を確保した上で不動産投資に充てる、言い換えると「長期に眠らせてもいい金額の目安」をつける必要があります。金融資産流動性重視収益性重視(いざという時にいつでも換金可能な資産)預貯金や株式、債券、投資信託など(中長期にわたって必要のない資金)不動産投資などこの流動性の高い資産と不動産のように流動性が低い資産とのバランスは、年齢や、家族構成、目的によって個々に異なります。不動産投資における資金計画と投資ターゲットのイメージをもつ不動産投資に充てられる資金がどれくらいあるのかによって、不動産投資において求めるべき利回りのターゲットが異なってきます。 全額自己資金によって不動産投資をする場合と異なり、購入資金の一部または全部を借入金で賄おうと考えている場合は、借入れ金利や返済方法と不動産投資によって得られるであろう利回りとのバランスを考えなければ、不動産投資によって得られるキャッシュフローが大きく異なり、場合によっては毎月のキャッシュフローがマイナスになることもありますので注意が必要です。元利均等返済による金利と実質の元利金返済率(1000万円を借入れた場合)自己資金と借入金の比率から求める不動産投資利回り(元利均等返済、固定金利)(借入金を活用してキャッシュフローをプラスにする為の目標利回り)2%20年100%6.07%80%4.85%50%3.03%3%20年100%6.65%80%5.32%50%3.32%4%20年100%7.27%80%5.81%50%3.63%上記の表は借入金と自己資金の割合と不動産投資金額に対する元利金の年間返済額の割合です。表の「購入(投資)金額に対する元利金の年間返済率」=「借入金を活用してキャッシュフローをプラスにする為の目標利回り」となります。 例えば金利3%、元利金等返済、返済期間20年の条件で不動産投資額の50%を借入金で調達しようとする場合、その不動産から得られる経費差し引き後の利回りは3.32%以上なければ月々のキャッシュフローがマイナスになってしまいます。 このように自己資金と借入金のバランスによって、自ずとターゲットとする物件の利回りがイメージできます。自己資本に対する投資利回りという尺度で考える不動産の利回りは一般的に不動産価格に対する収入の割合を示しています。このほかに、借入金を活用する場合、自己資金に対する収入の割合を示す指標があります。これを投下資本利益率ROI(Return On Investment)と呼びます。借入金を上手に活用することによって、実際の利回りよりも自己資金に対する収入の割合を上げることが可能となります。不動産投資における利回りと借入金を活用した投下資本利益率のケーススタディ資金調達方法不動産価格年間家賃収入年間借入金 返済額年間収支自己資金に 対する利回り全額自己資金50,000,000円4,000,000円0円4,000,000円8.00%自己資金10,000,000円4,000,000円2,662,080円1,337,920円13.38%借入金40,000,000円※金利3%固定、20年返済の場合 上記のケーススタディは借入金を上手に活用して自己資金に対する投資効率があがる事例です。物件価格は5000万円ですが、見方を変えると1000万円で約137万円の収入を得ていることになります。この場合の自己資金に対する利回りは13.38%と上昇します。借入れ金利が低く、不動産から得られる利回りが高い場合に大きな効果を発揮します。これを不動産の借入金を活用したレバレッジ効果(てこの原理)とよびます。しかし、金利が上昇したり不動産から得られる収入が低下した場合は一気に効果がなくなってしまうので慎重に検討する必要があります。 借入金を上手に活用して投資効率を高められる可能性もありますが、すべてが計算どおりにいくとは限りません。不動産投資は中長期の投資です。金利情勢を把握し、不動産特有のリスクを十分に考慮したうえで投資しなければ損失をこうむる危険性を含んでいるということを忘れないでください。 関連した他の記事 マンションと一戸建てどっちを選ぶ?-パート2- 売却までの流れ -Step3- メリット・デメリット・リスク 不動産購入に関するQ&A 事務所・オフィス物件もお任せ下さい! LINEで簡単ご相談!オフィス物件の「貸したい」「売りたい」も無料査定! 物件探しから退去のご相談までお任せ! LINEで気軽にご希望条件を送信!物件探しを頼んで待つだけ簡単! オフィス物件も居抜きが人気です!退去・移転前にぜひ、ご相談ください! // オフィス・事務所のお役立ち 物件一覧を見る 賃貸不動産用語集 事務所移転Q&A SOHOに関するQ&A 入居資金シミュレーション Copyright 2024 WORKS-SPACE-COM. ALL Rights Reserved.
STEP2 投資計画、資金計画
不動産は株式やその他の有価証券、預貯金などの金融商品と異なる特有のリスクを抱えています。またリスクがあるがゆえに、それなりのリターンを見込むことが可能なのです。不動産投資のリスクを踏まえたうえで、不動産投資におけるチェックポイントを解説いたします。
現在の資産状況から自分に見合った不動産投資イメージを持つ
不動産は他の金融商品と異なり、流動性(換金性)が低いため、必然的に中長期での家賃収入に着目した投資となります。したがって投資したお金(元本)は長期にわたって取り崩せない、いわば眠ったお金になるということを念頭に置く必要があります。そのお金を眠らせる見返りとして定期的に家賃収入を得るのです。 したがって預貯金をはじめとする自分の金融資産の中から「いざという時のために必要となるであろう資金」を確保した上で不動産投資に充てる、言い換えると「長期に眠らせてもいい金額の目安」をつける必要があります。
この流動性の高い資産と不動産のように流動性が低い資産とのバランスは、年齢や、家族構成、目的によって個々に異なります。
不動産投資における資金計画と投資ターゲットのイメージをもつ
不動産投資に充てられる資金がどれくらいあるのかによって、不動産投資において求めるべき利回りのターゲットが異なってきます。 全額自己資金によって不動産投資をする場合と異なり、購入資金の一部または全部を借入金で賄おうと考えている場合は、借入れ金利や返済方法と不動産投資によって得られるであろう利回りとのバランスを考えなければ、不動産投資によって得られるキャッシュフローが大きく異なり、場合によっては毎月のキャッシュフローがマイナスになることもありますので注意が必要です。
元利均等返済による金利と実質の元利金返済率(1000万円を借入れた場合)
(元利均等返済、固定金利)(借入金を活用してキャッシュフローをプラスにする為の目標利回り)
上記の表は借入金と自己資金の割合と不動産投資金額に対する元利金の年間返済額の割合です。表の「購入(投資)金額に対する元利金の年間返済率」=「借入金を活用してキャッシュフローをプラスにする為の目標利回り」となります。 例えば金利3%、元利金等返済、返済期間20年の条件で不動産投資額の50%を借入金で調達しようとする場合、その不動産から得られる経費差し引き後の利回りは3.32%以上なければ月々のキャッシュフローがマイナスになってしまいます。 このように自己資金と借入金のバランスによって、自ずとターゲットとする物件の利回りがイメージできます。
自己資本に対する投資利回りという尺度で考える
不動産の利回りは一般的に不動産価格に対する収入の割合を示しています。このほかに、借入金を活用する場合、自己資金に対する収入の割合を示す指標があります。これを投下資本利益率ROI(Return On Investment)と呼びます。借入金を上手に活用することによって、実際の利回りよりも自己資金に対する収入の割合を上げることが可能となります。
不動産投資における利回りと借入金を活用した投下資本利益率のケーススタディ
※金利3%固定、20年返済の場合
上記のケーススタディは借入金を上手に活用して自己資金に対する投資効率があがる事例です。物件価格は5000万円ですが、見方を変えると1000万円で約137万円の収入を得ていることになります。この場合の自己資金に対する利回りは13.38%と上昇します。借入れ金利が低く、不動産から得られる利回りが高い場合に大きな効果を発揮します。これを不動産の借入金を活用したレバレッジ効果(てこの原理)とよびます。しかし、金利が上昇したり不動産から得られる収入が低下した場合は一気に効果がなくなってしまうので慎重に検討する必要があります。
借入金を上手に活用して投資効率を高められる可能性もありますが、すべてが計算どおりにいくとは限りません。不動産投資は中長期の投資です。金利情勢を把握し、不動産特有のリスクを十分に考慮したうえで投資しなければ損失をこうむる危険性を含んでいるということを忘れないでください。
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