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オフィスのよくある悩み — 冷暖房に関する悩み編

賃貸のお役立ち情報『オフィスのよくある悩み — 冷暖房に関する悩み編』

何だか自宅よりもオフィスの方が乾燥している気がしませんか?空気が乾燥することにより、健康面で様々なトラブルを引き起こしますし、空気環境は業務にも影響を及ぼすこともあります。冷暖房や様々な機器を多く使用している事でおこるオフィスの乾燥の原因と、湿度と体の関係をご紹介します。

 

冷暖房や空調の問題。

何かと不満の声があがる空調の問題。設定温度が同じでも場所によって寒いと感じる人もいれば、暑いと感じる人もいます。人によって体感温度に差があるとはいえ、そもそもの空調方式に原因があると考える方も多いようです。果たして原因は空調の方式だけなのでしょうか。

 

個別空調とセントラル空調の違いを知る

個別空調方式とセントラル空調方式の違いを知っておきましょう。

個別空調方式

個別空調方式とは、事務所の一定エリアごとに冷暖房の切換、室温設定、風量設定などを専用室内にある手元のコントローラーによって、一定の範囲で自由に設定できる方式のことです。

セントラル空調方式

セントラル空調方式とは、建物の1ヶ所または各フロアに設置された装置から、各専用室に冷温水や冷温風を送る方式で行う冷暖房のことです。1フロアが300坪を超えるようなクラスの大規模なビルでは個別空調で対応しきれないため、セントラル空調を採用している場合が多いです。オフィスの空調問題の解決方法として「セントラル空調より個別空調」にした方が良い、といったように空調の方式だけに着目して解決しようとする場合も多いようです。しかし、本来確認すべきポイントはそこだけではありません。どういったポイントに着目すべきなのでしょうか。

 

快適オフィスのための、チェックポイント

社員がより快適に働ける環境を整えるため、事前に確認しておくべきポイントをご紹介します。

「手元」で各種設定できる

最近ではセントラル空調方式でも個別空調方式のように、各種設定を個別にできるビルが増えてきました。空調のオン・オフだけでなく、風量や温度の設定などが入居者の専用室内にある“手元”のコントローラーでできたりします。この“手元”で各種設定が可能かどうかを確認しましょう。

ペリメータゾーン

あまり聞きなれない言葉ですが、建物内でも窓際のように、室温が外光や外気に影響されやすいエリアをペリメータゾーンと言い、内部の外光や外気に影響されにくいエリアをインテリアゾーンと言います。(右図参照)このペリメータゾーンに空調設備が無いと外光や外気の影響で室内の温度差が大きくなりますので、ペリメータゾーンの空調対策を行っているビルかどうかを確認しましょう。

オフィスの環境

空調はオフィス内だけの問題ではなく、外部環境にも影響されます。 例えば、全熱交換器(換気によって失われる外気と熱交換・回収する装置)が設置されている場合には、外気を取り入れることによって快適な室内環境を損なわずに空調の負荷を低減することができるため、快適性が高くなります。全熱交換器の設置状況を確認しましょう。 また4コマ漫画にもあったように、オフィスの方角も重要なポイントです。住宅の場合は日当たりを考慮して南向きが良いとされています。しかしオフィスの場合では、夏の強い日差しは業務の妨げになるため、むしろ北向きが良いケースも考えられます。

 

オフィスが乾燥する理由とは?

ビジネスマンが1日の大半の時間を過ごすオフィス。社員の9割以上の人が、オフィスの空気が仕事の効率や成果に影響を与えていると感じているようです。そんな中、「オフィスの空気環境で不快に感じていること」というアンケート調査でも、「空気が乾燥しすぎている」ことが室温に次いで多くあがっています。また、女性は、半数以上が乾燥が気になると答えています。つまり、社員の多くが乾燥を不満に感じているのです。

なぜ、乾燥するのか?

空気を暖めると、自動的に湿度が下がってしまうのです! そもそも湿度とは、飽和水蒸気量(空気中に含むことができる水分量)に対して、実際に含まれている水分量の割合をいいます。空気の温度が上がるにつれて飽和水蒸気量は多くなるので、空気を暖めるだけでは空気中に占める水蒸気の割合が減少してしまい、空気が乾燥していると感じてしまうのです。

オフィスは家よりも乾燥している

多くの人が、自宅よりもオフィスの方が乾燥していると感じているようです。その原因はオフィスで使用している空調は、ほとんどが空気を暖めるのみだからです。家庭で使用するようなガスファンヒーターや石油ストーブは燃焼時に水蒸気が発生していますし、料理やガス台からも水蒸気が発生しています。一方、一般的にオフィスで使用しているエアコンは水蒸気が発生しません。前述のように加湿せずにエアコンで室内を暖めると乾燥していってしまうのです。

 

乾燥の季節に気になる体のこと

また、この季節に最も注意しなければいけないのが、インフルエンザ。空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜の防御機能が低下するだけではなく、インフルエンザウイルスは乾燥した環境下で活性化するため、かかりやすくなります。また、女性は特に気になる肌の乾燥や、目の乾きによって起こるドライアイもPCを使う人にとっては大きな問題です。それでは、湿度はどれくらいに保つべきなのでしょうか。下図をご覧下さい。湿度が健康に与える影響をみると、40〜70%程度が適切と言えるでしょう。労働安全衛生法に基づく「事業所衛生基準規則」でも従業者が快適に働くことができるよう、相対湿度は40〜70%と定められています。ただし、加湿しすぎてしまうと結露してしまい、シックハウス症候群の原因になるカビ、ダニ等が好む環境をつくってしまうことになりますので注意が必要です。

 

快適なオフィスとは?

人が快適さを感じる環境は温度だけではなく湿度も密接に関係しています。オフィスは自宅よりも乾燥しやすいという意識をもって加湿に取り組みましょう。 朝出社したらすぐ加湿!としたいところですが、気温が低いときに加湿をすると結露しやすいため、加湿を始めるタイミングとしては、室温がすこし暖まってからが良いでしょう。 湿度は管理が難しいですが、社員の健康や業務効率アップのためにも適切な湿度を保つように努めましょう。



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